スタートアップ企業の現金調達でおすすめの方法は?

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スタートアップ企業の現金調達でおすすめの方法は?

 

ベンチャー企業の経営でもっとも大切でもっとも難易度が高いのが、銀行やベンチャーキャピタルからの投資にたどり着くまでです。

その間の期間のことをDeath Valley(死の谷)といいます。

それほど、経営を軌道に乗せることは難しいことであり、実際に多くのベンチャー企業がこの谷の底に沈んでいます。

それでは、スタートアップ時から銀行やベンチャーキャピタルへたどり着くまでに資金調達はどのように行っているのでしょうか。

多くの場合は、自己資金、身内の資金、補助金などを利用することになります。

なかには、消費者金融などから融資を受けている例なんかもあるみたいです。しかし、その多くは自己資金で始めるのが一般的です。しかし、自己資金が底をつき、借りるあても無くなった時に頼れる心強い味方がいたら安心して事業に専念できるのではないでしょうか。そんな時に頼れる二つの心強い味方が、エンジェル投資家と売上金前払いサービス(ファクタリング)です。

 

エンジェル投資家

 

エンジェル投資家とは

エンジェル投資家とは、ベンチャー企業に融資を行うサービスのことです。一般的に、ベンチャーキャピタル(VC)の投資は、ハイリスクです。

もちろん、ハイリターンでもあるわけですが、プロダクトも売り上げもない状態で投資をする場合は、かなりのリスクを伴います。投資したお金が返ってこなくても文句は言えないのです。そうした事情から、構想段階で投資をしてくれる投資家なんて滅多にいません。

そしてやっとの思いで、エンジェル投資家にこぎつけたとしても、当たった投資家が口うるさく指示出しをしてくる例があります。すると、「思っていた経営」ができなくなって、経営に自由度がなくなります。実際に、このような「物言う投資家」が口出ししてしまったがために経営が失敗してしまうという本末転倒な事例も多く発生しています。

 

クラウドファンディングによるエンジェル投資

2020年から税制改正にともなって、エンジェル税制のあり方が変わります。具体的には、株式投資型クラウドファンディングもその対象になり、日本にもベンチャー企業を始めやすい土壌が整ってきたと言えます。

これにより、一人当たりのリスクを分散させることが可能になってエンジェル投資へのハードルが一気に下がったと言えるでしょう。

具体的な構想プランや実現性をエンジェル投資家たちに向けて、プレゼンし共感を得られ、さらに協力したいという気持ちにさせられれば死の谷も乗り越えられるかもしれません。

 

クラウドファンディングのデメリット

しかし、ここにもデメリットはあります。

クラウドファンディングの場合、そもそも単発での企画になるため継続的な事業を続けていく場合には向きません。また、プロダクト単位での応援資金になるため、Aというプロダクトは良かったが、Bいうプロダクトにはお金を出し渋る。なんて例がつきます。つまり、このサービスは、企業への信用ではなくプロダクトの内容で評価されるシステムなのです。長期的な資金調達には向きません。スタートアップから死の谷を超えるまでの、その場つなぎの資金調達方法となるでしょう。

 

また、そもそも資金が集まらないことの方が多いです。クラファン専用のプレゼンを代行する業者がいるほど、熾烈な戦いの場となっているのです。それもそのはずです。会ったこともない相手に、自分の持っているアイディアは成功するのだということを伝えるのです。普通に考えても難易度は高いでしょう。なかなか成功しないのが現実です。

 

さらに、クラウドファンディングの場合は、プロジェクト成功のための資金を集めるサービスです。そのため、手元にお金が残らないように計算しなければなりません。意図的により多くのお金を騙しとる行為は詐欺に該当します。そのため、多くのクラウドファンディングにより資金調達したスタートアップ企業の手元にはお金が残りません。

 

売掛金前払いサービス(ファクタリング)

 

そこで登場するのが、ファクタリングです。

また、継続的に資金調達をし続けられます。まさに、死の谷の助け舟です。

 

ファクタリングとは、業者や個人事業主が持っている売掛金を買い取ることで現金化するサービスです。

運転資金のつなぎに必要な場合に有用な手段として注目されています。

また、昨今のコロナ禍によって、行き詰まった事業者にとって救いのサービスであると言う点でも注目度があがっています。

同様のサービスだと手数料が高くかかると言われていますが、アクティブサポートのサービスはその点も解決してより利用しやすいサービスにいたしました。

アクティブサポートのQuQuMoを利用することで、消費者金融の利息よりも安い手数料でサービスを利用できる場合があります

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。ベンチャー企業がスタートアップ時に頼れる資金調達サービスの勧めでした。いくつか候補をあげましたので、あとはみなさんで考えてみてください。