BCP（事業継続計画）にファクタリングの項目を入れるという提案

 

「ファクタリングは名前は知っているが具体的な活用方法がわからない」 「事業をしていてもしものときのためにできることはないか探している」 この記事はそんな方のために書いています。

はじめに

事業をしていると心理的不安はつきません。そして、事業主の場合ストレスの発生の一番の原因がお金にあると考えられます。そんな事業主の不安に寄り添って、お金の不安の解消のためのいくつかの提案をさせていただきます。まず、お金の不安はおおきくわけてふたつあります。それはしっかりと稼げるかどうかという不安と売掛金が返ってくるのかという不安です。 このふたつの不安、じつは同じところから発生しています。というのも、このふたつの不安は、一言で言い表すと、今後も安定して事業が続けられるのかどうかという不安なのです。そのため、安定的に事業が継続できるための具体的な提案をいたします。

BCP（事業継続計画）とは

BCPという言葉をご存知でしょうか？BCP（事業継続計画）とは、企業が緊急事態に直面した場合、事業資産の損害を最小限にとどめ、事業の継続あるいは復旧を可能にするため、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のためのマニュアル、段取りなどをあらかじめ取り決めておく計画のことです。 緊急事態は突然発生します。東日本大震災や新型コロナ感染症を誰が予想できたでしょうか。しかし、とりわけ中小企業は、有効な手立てがなければ経営基盤の脆弱なため、廃業に追い込まれる可能性があります。また、事業を縮小し従業員を解雇しなければならない状況も想定しなければなりません。緊急時に倒産や事業縮小をしないためには、平常時からBCPを周到に準備し、緊急時に事業の継続・復旧を図ることが重要です。企業は、顧客の信用を維持し、市場関係者から高い評価を受けることとなり、株主にとって企業価値の維持・向上につながります。 このような緊急時のマニュアルがないと、もしものときの対応が後手に回ってしまいます。そして、それが直接的にストレスの原因となっているのです。

BCP（事業継続計画）にファクタリングを入れるという提案

そこで、本記事の提案は、BCP（事業継続計画）にファクタリングを導入するという提案です。ファクタリングとは、企業や事業主がお持ちの売掛債権を買い取ることで、手数料を引いた額を振り込むサービスの名称です。銀行よりも対応スピードに定評があります。じっさい、最短2時間で現金化するスピード・最低1%〜の安い手数料・オンライン完結のため自宅から楽々できることなどが特徴です。さらに、このファクタリングの魅力は、借金には該当しない現金調達方法なので過去の信用情報を参照することも、今後の信用情報に傷がつくこともありません。そのため、信用情報は、CIC、いわゆる指定信用情報機関とはノータッチで資金調達ができます。ここが、個人事業主がファクタリングサービスを利用する最大の利点と言えるでしょう。また、債権の売買という一回の取引で完結するため、高額の利子が増え続けるという危険性もありえません。

BCP（事業継続計画）とファクタリングの相性がいい根拠

BCP（事業継続計画）とファクタリングの相性はとてもいいです。事業主が想定する「もしも」のトラブルのほとんどはお金に関連します。新型コロナ感染症や大震災も緊急事態ですが、お金の問題に代わります。要するに、こうした大きな社会問題の直後には、政府の助成金や支援金などの対策のあとに待っているのは不景気です。つまり、金銭的な問題に行き着きます。 そして、この金銭的な問題を解決へ導くのがファクタリングです。ファクタリング会社は、早期にお金を現金化を可能にするだけではなく、現金の回収の代行もかねます。 BtoBの商取引における請求業務を代行するサービスであるとも言えます。なぜなら、ファクタリング会社は、売掛金の焦付きまで視野に入れた上で債権の買い取りをして手数料を受け取るサービスだからです。万が一、取引先が倒産などして支払いできない状況になったとしても、サービス利用者の会社へ請求は一切いたしません。そのため、保険という意味において、ファクタリングサービスの活用はこれ以上にない手段となるでしょう。 つまり、売掛金の回収に困難が生じそうな会社との取引をする場合には、手数料を代行料金だとわりきって、ファクタリング会社から買取をして確実なキャッシュを手元に残しておくという選択肢もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか。これまでの現金調達の常識をかえたファクタリングは、日本に登場してまだまだ間もない媒体です。そのため、日進月歩で盲点的な活用方法が見つかっています。みなさんもファクタリングの新たな活用方法を考えてみてください。それでは購読いただきありがとうございました。