こんにちは、株式会社アクティブサポート、コゲチャです。
ニュージーランドに旅行していた時の機内にすでに入っていて友人と散々迷ってたんですがやっぱり映画館で観たいよね~、とぺちゃくちゃ話してたら案の定見逃した(わざと観なかったとも言えますが)【教皇選挙】を先日観てきました(【MICKEY17】より先に実は観に行ってます)。
こんなに観客はいるんだ?!というくらいに映画館が思ったより人でいっぱいで本当に驚きましたが、第97回アカデミー賞で脚色賞を受賞していたり、ミステリー的なものが皆さまのこころを惹いているのか、はたまた土日だったからか、映画好きのなかでは話題になっているな、と感じさせる入りの量でした。
教皇選挙とはイタリア・ローマ、カトリック教皇が不在になった際に行われる儀式である「コンクラーヴェ」の日本語訳です。各国にいる枢機卿の中から選挙で次の教皇を決めるわけですね。ただ、政治的システムだけではなく、神の意志を反映させる聖なる行為という位置づけです。
密室に集められ完全に外と遮断されて行われる選挙は、規定数の投票が集まらず決まらなければ黒い煙で外にまだ決まっていないことを示します。逆に決まった場合は白い煙を出します。
本作はそんなコンクラーヴェの中で起こる人間の生き様……といいますか、ミステリー……というわけではないのですがあれこれすったもんだを描いているものとなり、一体誰が次の教皇になるんだ?!というお話です。
主人公であるローレンス主席枢機卿を演じるレイフ・ファインズ、とtってもよかったです!よく似合ってらっしゃる!
【グランド・ブダペスト・ホテル】などでも思いましたがかっちりした重厚感ある服装、彼はよく似合いますよね。
ちなみに本作で重要な人物であるカルロス・ディエスはなんと本作が映画初出演らしく、なんでも建築家として30年働いてきて50歳でよし!と俳優スクールに通い始めたら真剣にやってみて、と先生に言われて頑張ったらオーディションに勝ち進みベニテス枢機卿の役を手に入れたとか…!すごい、わたしも何歳になっても挑戦する気持ちを大切にしていきたいと感じつつ、このベニテス枢機卿、すごいいいキャラなのでぜひ劇場でご覧ください。
ローレンスとベニテスのやりとりもこころに残りますが、やっぱりラストの切り込み方がかっこよかったですね。ベニテスのセリフがとても印象的です。
またシスター(女性陣)たちの立ち位置(シスター・アグネスがかっこよかったです!)や枢機卿レベルでも差別発言をする者がいることなど、外の世界(つまりわたしたちの世界)にも通じる部分が描かれてるところもよかったと思いますし、わたしたちはこういった問題に今までよりもしっかりと向き合っていかなければならないと感じました。
いい映画を観ました。
それでは今日はこのあたりで。
次回の投稿もお楽しみに!
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